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ATPブーストセット!

藤川徳美(精神科医):『うつ消しごはん』 方丈社 2018年 第1版より引用

グルコースが材料となる場合
【解糖系】=嫌気性解糖
グルコースをピルビン酸などの有機酸に分解し、グルコースに含まれる結合エネルギーをATPに変換する過程を「解糖系」といいます。
グルコース1分子からATPは2個作られます。

ミトコンドリアにおける【クエン酸回路】+【電子伝達系】=好気性代謝
グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)

ピルビン酸からアセチルCoAに変わるときに必要な栄養素
ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、アルファリポ酸

ATPは38個作られます。
電子伝達系の働きには「鉄」が必須です!

アセチルCoAは脂肪酸から作られます。脂肪酸からできたアセチルCoAはミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)のクエン酸回路に直接入ると、ATPは129個もできます。

つまり、糖質中心の食事から、「高タンパク質+高脂肪+低糖質食」に変えると沢山のATPが得られるということになります。

◆ATPサプリメント4点セット
ATPをたくさん作るためにはどうしたらいいか?
それを解決するのが、「ATPサプリメント4点セット」です!

・鉄:キレート鉄(フェロケル)
・ビタミンB: B50コンプレックス
・ビタミンC: C1000
・ビタミンE: E400(d-αトコフェロール400IU含有)

鉄:
鉄が不足すると、電子伝達系の機能が低下し、クエン酸回路機能も低下します。フェリチン10程度の場合では、回復に2~3ヶ月かかります。
フェリチン30~50程度の場合では、1ヶ月で回復を実感できます。

ビタミンB:
ビタミンB不足(特にB1不足)では、ピルビン酸がアセチルCoAに代謝されず、クエン酸回路機能も低下します。

ビタミンC:
ビタミンCは、脂肪酸をミトコンドリアに取り込む際に必要なカルチニンを合成する補酵素です。

ビタミンE:
ビタミンE不足があると、呼吸で得た酵素の43%が不飽和脂肪酸の自動酸化のために浪費されてしまいます。
酸素は本来、ミトコンドリア内膜にある電子伝達系で用いられるものです。酸素不足があれば「好気性解糖」ができなくなります。
不飽和脂肪酸の自動酸化が起これば、そこで酸素が浪費されてしまいます。
その結果、血液粘度が増加して血流障害を引き起こしますと共に、細胞膜やミトコンドリア膜などの生体膜などの不飽和脂肪酸の自動酸化により、酸素、ビタミン、ミネラルの吸収障害を引き起こします。つまりビタミンEがあれば酸素、ビタミン、ミネラルのミトコンドリア内への取り込みが改善します。
ビタミンEはビタミンB、Cの効果を強める働きがあります。

◆飲み方の参考例
鉄:キレート鉄(フェロケル)36mg2~3錠 夕もしくは27mg、3~4錠

ビタミンB:2錠 朝夕 B50にはB1、B2、B6などのビタミンB群がそれぞれ50mg入っています。

ビタミンC:3錠 朝昼夕 C1000には、ビタミンCが1000mg(1g)入っています。

ビタミンE:(d-αトコフェロール400IU含有)1~2錠 朝

*ビタミンEと鉄はお互いの働きを妨げるため同時に摂取しないで下さい。
・ビタミンE→朝
・鉄    →夕
と時間をずらして摂取して下さい。

あくまでも、タンパク質!プロテインをしっかり飲めている状況でないと、上記はおすすめできません。

プロテインを体重×1倍のグラム数を飲めるカラダになってからで、はじめて見るのをおススメします。

既に飲めるなら問題なしです!

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